コレクション: ECOバッグ

Rigmarole

2020年夏。レジ袋有料化に伴い、市場をエコバッグが席巻していました。夕方のニュースをつければエコバッグの特集が組まれ、こちらは〇〇gと軽く荷物にならないとか、こちらは簡単に小さく畳めるだとか様々な比較が行われていました。

NOT COMPACT ECOBAGは一見するとエフェクトバッグのような見た目ですが、巾着の中にはトートバッグ上部が収納されており簡単に出し入れが可能です。トートバッグの状態では容量はほぼ倍になるので(2Lのペットボトルが3本は入ります)、急に荷物が増えてもこれひとつで対応できます。

買い物帰りの玄関の前で鍵が見つからずあたふたすることを何度も経験したことがあります。NOT COMPACT ECOBAGは持手の付け根にあるフックに鍵を取り付けておけばトートバッグに変形したときに手元に上がってくるので、買ったものに埋もれて鍵を見失うこともありません。

KaILIではコンパクトさや折り畳みの容易性の追求とは異なる視点でエコバッグを捉えています。エコバッグをメインの鞄と別に持ち歩くのではなく日頃持ち歩く(歩ける)鞄がエコバッグに変形する、コンパクトではない(NOT COMPACT)エコバッグです。

*変形/TRANSFORMATION