コレクション:

Rigmarole

腰の曲がった老爺が薄っぺらいトートバッグの口元を握りながらバランスをとるようにゆっくりと歩いています。買い物にでかけるのでしょうか。決して肩に掛けることもなく、持手を握るわけでもなく。私はその姿に大衆化される以前の個としての美意識を感じざるを得ませんでした。

自身に照らし合わせて思い起こしてみると、床に置いた鞄を引き寄せる瞬間や肩にかけた鞄から荷物を取り出す瞬間に、無意識的(完全な無意識は存在しないのでここでの無意識とは意識が気づいていない次元での意識)に鞄の口元を握っていることに気づきました。口元を握ることは持手を握ることとは異なり、高い次元の意識は必要ありません。

そこで身近なコンテナやたらいのことを考えてみました。外側にそり返っている『ふち』は意識的に握る『持ち手』というよりは無意識的に掴むことを想定されています(目をつぶっていても掴めるような)。

薄手のナイロンのトートバッグの口元を一周するように張り巡らされたテープはどこからでも指のかかる『ふち』のような役割を果たします。鞄に手を沿わせればどこかのトラップ(ループ)に引っかかります。また対角の2つのトラップを掴むなど様々な持ち方が可能です。

道行く老爺は鞄の口元に『ふち』を求めていたような気がしてなりません。


*UNCONCIOUS/無意識



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