コレクション: 怠惰とフラップ
Rigmarole
洋服のポケットや鞄についているフラップ(雨蓋)は元々は雨が侵入しないためのものでしょう。スーツのフラップは出すとか出さないとか。小学生がお辞儀をしたときにランドセルのフラップが開いていて中身が全て出たとか。学生は学校指定鞄のフラップを閉めないで自転車に乗り、ガスの集金員はフラップを全開のまま使っているとか。あぁ、面倒くさい。フラップ問題はとても身近なものです。
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機能的なフラップは時として障害になります。機能的なものは必ず矛盾する性質をもち、そこにはデザインの隙があると考えています。
フラップを開けて鞄の背面側(体側)に倒した状態で、鞄として成立しないか。その問い答えるとてもシンプルな構造を提案しています。
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雨が降っているからどっちだとか、自転車に乗るときはどっちだとか、車の中ではどっちだとか、今日の格好にはどっちだとか。フラップを開閉するだけで2つの顔を行ったり来たり、しかもダブルA面。なんてことないですが、とても興味深いことだと思うのです。
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*変形/TRANSFORMATION