コレクション: 分けない(分からない)
違いばかりが気になっていたものが同じもののように見えてくることがあります。
ハンドルはハンドルであって、ショルダーストラップはショルダーストラップであって、アジャスターやスナップボタンを固定するには独立したパーツが必要なはずだったのに。
鞄を構成する要素は共通点を探していくと境界が曖昧になってきます。
分割されているように見えるものでも梳いて透いて同一性を取り出して、そのまま一緒くたに考えてしまうことで、ばらばらだったものが一筆書き(ONE STROKE)につながっていくのです。
*IDENTITY/同一性